株式会社チャイルドハート | ひょうご女性の活躍推進会議

主婦の視点で働き続けられる職場づくりを実現

　木田社長が主婦と保育士の経験を通じ、｢安心して子どもを預けられる保育園を作りたい｣との思いから起業し、平成12年に設立された株式会社チャイルドハート。現在は直営保育園のほか、多数の企業内保育園も運営しています。
　主婦の視点は保育園の運営だけでなく、職場環境づくりにも活かされています。木田社長は、｢女性が働き続けられる職場｣を実現するため、社の方針として｢社員の幸せ追求｣を掲げ、毎日保育園を巡り一人ひとりのスタッフと面談するほか、きめ細かなアンケートにより、スタッフそれぞれの思いや悩みに寄り添い、真摯に向き合っています。
　一方、スタッフの希望・要望にはいち早く対応、｢社内保育所の整備｣｢給食の無料支給｣｢正社員・短時間正社員・パートの転換制度｣等、仕事と家庭の両立支援のための制度を充実してきました。
　また、気兼ねなく制度を利用できるよう、スタッフ間のチームワークを重視、パートも含め有給取得率100％を達成する等ストレスや不公平感なく働ける職場づくりを進めた結果、ハードワークのイメージの強い業界で職場定着を果たしています。業種柄、社員は女性が多く、まさに「女性活躍」の職場ですが、男性保育士の採用にも積極的で、男性の園長がいるほか、定年制を置かずシニア保育士も活躍するなど、多様な人材を活用しています。｢保育事業の充実｣｢女性が働き続けられる職場づくり｣の両面から、社会の女性活躍を推進しています。