事例紹介

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株式会社神戸製鋼所

株式会社神戸製鋼所

多様性を受け入れ、一人ひとりが活き活きと活躍できる組織づくり
(平成29年(第2回)「ひょうご女性の活躍企業表彰」受賞)

会社情報

【所 在 地】神戸市中央区
【代 表 者】代表取締役会長兼社長 川崎 博也
【事業内容】鉄鋼業
【従業員数】11,332人(平成29年2月末時点)

多様性を受け入れ、一人ひとりが活き活きと活躍できる組織づくり 

 1911年に神戸の地で設立し、KOBELCO(コベルコ)のブランド名でもなじみ深い、国内を代表する鉄鋼メーカーである株式会社神戸製鋼所。男性の多い業界にあって、同社ではトップがダイバーシティ推進を重要な経営課題と捉え、女性活躍推進法の施行に先駆け、2014年にダイバーシティ推進室を設置、女性をはじめ、多様な社員の活躍を推進するための体制を整備しました。
 同室では、まずは女性社員の増加と定着、さらに女性管理職の増加をめざし、配偶者の転勤時の離職を防止するための「キャリア継続休職制度」や「再雇用エントリー制度」等の女性社員の就業継続支援策や、若手女性社員が早期に高難度の職務を経験する「女性総合職キャリアアッププラン」や「メンター制度」「女性社員交流会」等のキャリア形成・モチベーション向上を目的とした活躍支援策など、多彩な取組を実施しています。一方、社員全員が働きやすい職場づくりにも注力しており、「19時以降の残業の原則禁止」「メールや会議の効率化」などの「スタッフ働き方変革」の取組も精力的に実施しています。
 これらの取組により、女性管理職はこの10年で3倍に増加、更なる向上をめざし後進の育成にも意欲的に取り組んでいます。
 トップのリーダーシップと専門部署によるきめ細かな取組を中心にスクラムを組み、女性活躍の推進に向け果敢に挑戦しています。

 ※左の写真は、女性社員交流会のなかで実施した男性社員との意見交換会の様子