佐藤精機株式会社（姫路市） | ひょうご女性の活躍推進会議

～社名に冠した「精機」は、“ものづくり”企業としての誇り～

　昭和３０年に佐藤鉄工所として創業。昭和４７年より佐藤精機として株式会社に移行。産業機器全般及び部品の製造・組立てを行い、その内容は半導体、液晶、有機ＥＬ関連の設備部門や治工具類、昇降機、搬送機用部品、医療機器や食品製造設備の試作品、設備部門等、多種多様な業種に及びます。
　同社では、良い人材に働き続けてもらうため、親の介護で離職した社員をパートとして再雇用したり、学童保育に通う子どもをもつ社員には終業時刻を早める等、社員一人ひとりの事情に合わせ、柔軟な働き方を認めています。
　また地域貢献の一環として、地域のスポーツチーム所属のサッカー選手や実業団バスケットボール選手も積極的に雇用しています。ワークライフバランスに理解ある社内環境が、仕事とスポーツの両立も可能にし、またそのような社員が他の社員の良い刺激になるという好循環を生んでいます。
　現在、女性社員は８名。ゆくゆくは女性管理職も育って欲しい、との思いから、県の「女性活躍のための講師等派遣事業」を利用し、「“組織のニーズ”と“社員一人ひとりのキャリアビジョン”の融合のために」と題して、全社員対象にステップアップ研修を実施しました。
　自社の技術・技能・知識に不断の革新を行うことをモットーとする同社は、全社員が仕事に誇りを持って働き続けるための環境整備の面においても、努力を怠ることなく、取り組みを続けています。

ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成29年４月