モロゾフ株式会社 | ひょうご女性の活躍推進会議

契約社員から正社員への雇用転換を積極的に推進（延べ254人を転換）
ジョブローテーションの実施で女性登用を積極的に推進

　1931年チョコレートショップとして神戸に創業。「こころつなぐ。笑顔かがやく」を企業スローガンに掲げ、スイーツを通して笑顔を広げたいという思いで事業を展開しています。
　お客様や従業員に女性が多いことから、「女性の活躍なくして企業の成長はあり得ない」という創業時からの考えが現在まで引き継がれ、女性従業員の育成と活躍を積極的に推進。同時に、店舗や製造現場で活躍する契約社員を貴重な人材と位置付け、時勢に先んじて1976年に導入した育児休業制度、１988年からの介護休業制度といった仕事と生活を両立する制度等について、契約社員も正社員と同等の利用を可能としてきました。また、契約社員を積極的に正社員に雇用転換する取組を推進するため、2007年にST社員制度^※注１）2019年には地域職種限定社員制度^※注２）を創設。延べ254人が正社員に従業員区分転換しています。更に、ST社員とFT社員^※注３）間の相互転換、フレックスタイム勤務制度、積立有給休暇等を利用することにより、誰もが働きやすい風土が醸成されています。
　また、早期のジョブローテーションを積極的に行うことで、個々の適性に合った配属を推進。ローテーションで複数の職種を経験することにより、知識や経験を積み、広い目で物事を捉えながらチャンスを活かせる人材を育成しています。
　ファミリー・フレンドリー賞・女性青少年室長賞、兵庫労働局長優秀賞、子供と家族・若者応援団表彰・内閣府特命担当大臣表彰を受賞されるなど、独自の取組が外部からも高く評価されています。

※注１　ST社員制度:ショートタイム社員制度
※注２　地域職種限定社員制度:地域と職種を限定して働く社員
※注３　FT社員制度:フルタイムで勤務する正社員