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2015/07/07
「ひょうご女性の活躍推進会議」発足会の開催
7月7日、兵庫県民会館(神戸市中央区)において「ひょうご女性の活躍推進会議」発足会が開催されました。「女性の活躍」を一層促進していくため、井戸知事をはじめ、様々な分野で活躍する女性や経済・労働団体等のリーダー16人が発起人となり発足したものです。最初に、内閣府男女共同参画局長を務めるなど女性政策に深く携わり、「女性の品格」の著者でもある坂東眞理子さん(昭和女子大学学長)が「女性の活躍推進」をテーマに基調講演。「男性と同じ働き方をするのが女性の活躍ではなく、女性自身がそれぞれの個性を発揮できる新しい働き方を作りだしていくことが大切。」と話されました。
続いて行われた「発起人からのメッセージ」では、発起人ら10人が登壇し、「人口減少社会を迎えた今、『女性活躍』は社会全体で取り組むべき課題。」「活躍する女性のロールモデルを増やしてほしい。自らもロールモデルとなり、後輩に背中を見せてほしい。」「長時間労働を是とする風土や意識の改革が必要。」「『女性活躍』を機に、男女共に働きやすい会社づくりを進めていかなければならない。」など、女性活躍に向けた決意や課題を熱く訴えました。最後に、一人ひとりがそれぞれの果たすべき役割を認識し、「社会全体の気運醸成と意識改革」「男女が共に仕事と家庭を両立し、女性が活躍できる環境の整備」「女性が個性や能力を発揮できる機会の拡大」等に取り組んでいくことなどを謳った「ひょうご女性の活躍行動宣言」が、会場に集まった330名の拍手をもって採択されました。今後、推進会議では、企業表彰、個別企業への支援セミナーの開催、先進事例の情報収集・発信などに取組んでいきます。