事例紹介
大豊機工株式会社
ワーク・ライフ・バランスとコミュニケーション研修を計画的に実施
会社情報
【所在地】豊岡市
【代表者】代表取締役社長
田中 剛
【事業内容】
製造業(精密機械器具、
金属加工機械)
【従業員数】148人
ワーク・ライフ・バランスとコミュニケーション研修を計画的に実施
水道メーターや工作機械を手掛ける大豊機工株式会社は、1965年創業。水道検針・料金システム開発などで業績を伸ばしてきましたが、3年前のリーマンショックによる世界的不況で、会社が最大のピンチを迎え、従業員に不安が広がり、士気も低下したことがありました。
難関を乗りきるきっかけとなったのは、労働組合からの「ひょうご仕事と生活センター」のプログラムの提案。まず、ワーク・ライフ・バランスとコミュニケーション研修を計画的に実施したところ、協働して仕事を進めるケースが誕生し、効率よく仕事が進み、残業をなくすという意識が広まりました。次に、財務諸表などには表れない会社の特徴を資産として明らかにする知的資産経営報告書を作成。階級、部署をこえて取り組むことにより、今まで知られていなかった会社の魅力や強みが続々と発掘できたといいます。
「働きやすい会社とは、従業員が自分たちの働く職場に誇りを持ち、家族に自慢できること」と、同社の取り組みは留まることなく、今も進行中です。
ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成24年4月号