事例紹介
社会福祉法人三愛会(洲本市)
子どもと地域と職員と みんなが“つながる”保育園をめざして
会社情報
【代 表 者】理事長 三倉 めぐみ
【事業内容】保育園の運営
【従業員数】76人(H28.12月末)
~子どもと地域と職員と みんなが“つながる”保育園をめざして~
社会福祉法人三愛会は、洲本市にある洲本保育園と神戸市垂水区にある多聞台保育園を運営しています。
洲本保育園は、昭和3年設立の地域に根ざした伝統ある保育園です。その運営で培ったノウハウと人材を活かし、平成26年4月には、それまで神戸市が運営していた多聞台保育所を引き継ぎ、多聞台保育園を開園しました。
多聞台保育園の開設に当たって、洲本保育園の経験豊富な保育士が異動し、若手保育士の育成にあたるなど、2園運営のメリットを活かした取組みを行っています。
三愛会では、残業のない働きやすい職場づくりをめざして、保育士として採用しているパート職員一人ひとりの事情に合わせてシフトを組んでいます。そのため、結婚・出産・育児で一旦退職した保育士も、子どもの成長に合わせて、「この時間帯なら」と戻ってこられることがあります。また、パート勤務を経て再度正規職員に戻った職員もいます。
同会では、職員と子ども、職員と保護者、職員と地域の人々、職員と職員、それぞれのコミュニケーションが円滑であることこそが、働き続けやすい職場づくりとなり、ひいては保育園の安定した運営につながると考えています。そのため、県の「女性活躍のための講師等派遣事業」を利用し、平成27年度は多聞台保育園、平成28年度は洲本保育園で、職員のコミュニケーション力向上のための研修を実施しました。
これからも「職員が働き続けたい職場」であるために、取組みを一歩一歩進めていきます。
ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成29年2月号