事例紹介
アスカカンパニー株式会社
管理職にも多様な働き方が浸透し、誰もが働きやすい環境の整備
(平成30年(第3回)「ひょうご女性の活躍企業表彰」受賞)
会社情報
【所 在 地】加東市
【代 表 者】代表取締役社長 長沼 恒雄
【事業内容】プラスチック製品の
開発・製造・販売
【従業員数】235人
(平成30年7月末時点)
管理職にも多様な働き方が浸透し、誰もが働きやすい環境の整備
1968年に創立され、食品容器やヒンジキャップ等のプラスチック製品の開発・製造を行う企業です。1982年に本社を加東市に移転し、同市内に工場を増設。創立50周年にあたる今年度には東北に新工場を竣工するなど好調な業績をあげています。
同社は経営目標を「人々が成長し社会に貢献出来る場の提供」とし、社長主導で社内の人材育成、社外への自社技術の提供、働きやすい環境づくりに注力しています。社員の誕生日会として、毎月リビングで社長との食事会を開催しているほか、社員のWLBアンケートを実施するなど、社員一人ひとりを大切にする社風があります。
また、正社員の10%が短時間勤務を利用。勤務時間は個人別に設定でき、夏休み等に限った利用も可能であるため、管理職も短時間勤務を利用し育児を行っています。結婚後に他府県に転居した社員は、短時間+テレワーク勤務を実現。社員同士に「お互い様意識」があり、男女関わらず仕事と家庭を両立しやすい風土が根付いています。
女性の登用にも積極的で、創立50周年記念式典準備委員会のプロジェクトリーダーに入社3年目の女性を抜擢。女性のモチベーション維持と能力向上のための取組を推進しています。また、インターンシップ等で女子学生の受け入れを積極的に行う等、性差にとらわれない採用を行っているため、2013年に36.3%だった女性社員比率は現在、41.3%まで上昇。女性活躍に加え、LGBTの研修等、多様性を受け入れる環境づくりを進めています。
写真は社内マナーアップ研修の様子