住友精密工業株式会社 | ひょうご女性の活躍推進会議

ダイバーシティ・女性活躍プロジェクトチームと人事グループ連携による社内改革の実現

　1961年に住友金属工業株式会社の航空機器事業部門を継承し発足。独自の技術によって、航空機器や一般産業用熱交換器を設計・開発。他にもＩＣＴ関連分野で高性能な半導体製造装置やセンサを供給し、世界有数のメーカーとしての信頼を獲得しています。
　女性社員が全体の約１割と非常に少ないことを課題視。2016年度より「新卒大卒・高専卒の採用者に占める女性の割合を２０％以上にする」という目標を掲げ、積極的に取組むことで毎年目標を達成しています。
　2015年より社内で女性が活躍するために必要な改革について議論を重ねるべく社外取締役の白井　文氏（元尼崎市長）と女性社員の交流会を３ヶ月に一度開催。更に、2017年１月より同会をダイバーシティ・女性活躍推進プロジェクトチームと改め、活動を開始し、人事グループと連携を取りながら、①女性の活躍推進、②仕事と子育ての両立支援、③男性の育児参加推進、④全社員に対する意識啓発といった取組を推進しています。
　その他、2018年９月にテレワーク制度を導入、社内報で育児休暇を取得した男性社員を紹介するなど、誰もが制度を利用しやすい雰囲気づくりを推進しています。こうした取組が認められ、2017年にえるぼし（二つ星）、2018年にくるみん認定を受けました。
　今後も企業理念の一つである「人を大切にし、多様な個性の実現と調和をはかります」のもと、誰もが働きやすい職場づくりを目指して、活動を継続します。