事例紹介

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兵庫信用金庫(姫路市)

兵庫信用金庫(姫路市)

女性職員向けの研修制度や多様な勤務制度の導入により男女共に働きやすい職場づくりを

会社情報

【代 表 者】理事長 園田 和彦
【事業内容】預金業務、貸出業務、内国・外国為替業務、有価証券投資業務
【従業員数】553 人(平成31 年3 月末時点)

~女性職員向けの研修制度や多様な勤務制度の導入により男女共に働きやすい職場づくりを~

 1931年(昭和6年)に「網干信用販売組合」として創業。1974年(昭和49年)に現在の「兵庫信用金庫」という名称になりました。
 「愛と信と和を基に、あふるる活力により金庫の発展を目指し、私たちの幸福とともに地域社会に価値ある存在になろう」という経営理念のもと、姫路や神戸をはじめ、県内の瀬戸内沿岸地域を中心に本支店を置き、地元密着型の金融機関として親しまれています。
 同金庫では、女性のキャリア形成を妨げる課題を分析し、女性業務職(一般職)向け階層別キャリアアップ研修、女性総合職向けのキャリアアップ研修、女性役席候補者のキャリア研修、女性管理職・監督職・事務係長向けのトレーニー研修と、業種や役職に応じた多様な研修を通じて、女性職員の活躍を支援しています。
 また、2014年から、子育てと仕事の両立が可能な勤務制度を導入。3歳までの子どもを持つ職員の17時以降の勤務を免除する変形勤務制度や、小学校就学の始期までの子を養育する職員向けの短時間勤務制度等の利用も定着しています。
 これらの取組が評価され、平成28年7月には県内金融業界で初めて「プラチナくるみん」を取得。さらに、平成29年1月には、「えるぼし(2段階目)」の認定も受け、女性活躍に悩む同業他社もうらやむ環境が整っています。
 これからも、地域に根ざした金融機関として、男女が共に個々の能力を十分に発揮できる職場の実現に向けた取組が期待されます。

ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 令和元年5月号