事例紹介
損害保険ジャパン日本興亜株式会社神戸支店
女性活躍を軸に多様な人材が活躍できる制度が充実
神戸支店独自で取組を行った結果、2015年に0%だった女性管理職比率が27.3%まで上昇
(令和元年(第4回)「ひょうご女性の活躍企業表彰」受賞)
会社情報
【所 在 地】神戸市
【代 表 者】神戸支店長
吉田 正昭
【事業内容】保険業
【従業員数】152人
(2019年7月1日現在)
※全社 26,108人
(2019年3月31日現在)
女性活躍を軸に多様な人材が活躍できる制度が充実
神戸支店独自で取組を行った結果、2015年に0%だった女性管理職比率が27.3%まで上昇
1888年10月に創業。東京都に本社を置き、国内で127の支店・営業所、30の海外拠点を置き、自動車事故や火災、海外旅行時等に発生する様々なアクシデントに対応。15か国の言語およびTV電話を活用した手話通訳といった幅広いサービスで、お客様の「万が一」に、安心を提供する業務を展開しています。
保険という「形のない商品」がお客様に選ばれ、企業として成長するには、魅力あふれる人材の育成が不可欠だと考え、トップメッセージである「Diversity for Growth」を旗印に、多様な人材がそれぞれの強みを発揮しながら活躍するための制度、風土づくりに注力。特に、社員の半数以上を占める女性の活躍が不可欠と考え、2012年にWEPS※注1)に署名、2015年にはイクボス企業同盟に加盟し、女性活躍を積極的に推進しています。
神戸支店においても、女性人材を育成するための取組として、階層別研修や職種転換、ジョブチャレンジ制度を積極的に活用しているほか、能力や適性を持つ職員を選抜して育成する独自の制度を導入。結果、2015年に0%だった女性管理職比率を2019年に27.3%まで上昇させています。また、仕事と家庭の両立の取組として、管理職が率先して有休を取得した結果、同支店の同取得率91.2%が実現しています(全社平均62.2%)。
同社は、ダイバーシティ企業100選受賞、えるぼし認定、内閣府の「女性が輝く先進企業表彰」を受賞されるなど、組織をあげての取組が高く評価されています。
※注1 WEPS:女性のエンパワーメント原則