株式会社フェリシモ | ひょうご女性の活躍推進会議

誰もが気兼ねなく制度を利用できる組織づくりの整備

　1965年に設立。社名は、ラテン語に由来する「最大級で最上級のしあわせ」を意味し、顧客のしあわせな毎日をお手伝いする商品やサービスを企画しています。 女性従業員が全体の約8割を占め、また、子育て中の30代、40代が中心となっていることから、2013年より、時間当たりの生産性を高るために、効率よく働く社員にインタビューし、「会議時間は１時間以内」のルール化や、社内資料の共有化、スケジュール（仕事）の見える化、週２回のノー残業デーなどのワークスタイル改革を総務部主導で推進。改革が浸透したことで残業時間の縮減が実現し、従来は残業することが前提だった総務部に子育て中の短時間勤務の女性社員が配属されるなど、女性の職域拡大が実現しています。また、現在29.6％の女性管理職比率を2025年までに40％とする目標を設定し、育児休業取得後の女性社員のモチベーション維持のための人材教育の取り組みを始めています。 　
　性別に関係なく各種制度を利用しやすい職場風土から、全従業員の10％が短時間勤務を 利用。有給休暇の取得率が90％を超えていることに加え、過去5年間における男性の育児 休業取得率も59.5％を達成するなど、男女共に仕事と家庭を両立しやすい環境が整って います。更に、子ども参観や各種イベント等では、家族ぐるみでの交流を進めることにより、風通 しの良い職場も実現しています。