事例紹介
ネスレ日本株式会社
ダイバーシティ経営や女性の活躍推進に向けた取り組み
会社情報
【所在地】神戸市
【代表者】代表取締役社長
兼CEO 高岡 浩三
【事業内容】製造業
【従業員数】2500人
ダイバーシティ経営や女性の活躍推進に向けた取り組み
世界第一位の売り上げを誇る食品・飲料メーカーの日本法人であるネスレ日本株式会社は、さまざまな違いを持つ社員が集まった組織こそが新しい発想やイノベーションを生み出すとの考えから、ダイバーシティ経営や女性の活躍推進に向けた取組を進めています。
女性のキャリア継続や男性の育児参加を促すため、国内の工場で事業所内保育園を開設するほか、神戸本社内にも企業内託児ルームを開設し、急な預かりにも柔軟に対応。小学3年生の終わりまでの時短勤務制度、育児・介護のための在宅勤務制度、育児休業を最大10日間有給化、育児休業取得者の職場復帰セミナーの開催など、様々な取組を推進することにより、女性の継続就業はほ100%、過去3年間の男性育児休業取得者は98名(取得率38%)にまで上昇しています。これらの取組が評価され、2015年6月、兵庫県内初のプラチナくるみん認定企業になりました。
さらに、女性社員のキャリア形成のために他部門の役員・管理職らが半年間、若手女性社員にマンツーマンで付き、月2回程度の電話・面談を中心に継続的な育成支援を行う「メンタリングプログラム」を実施。今後は、管理職の意識改革やコーチングのスキルアップに力を入れていくなど、同社の先進的な取組は、進行中です。
ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成27年10月号