事例紹介
株式会社オーシスマップ
話し合い重視、社内の透明性重視の経営方針
会社情報
【所在地】養父市
【代表者】代表取締役
大林 賢一
【事業内容】
地図情報作成・システム開発
【従業員数】47人
話し合い重視、社内の透明性重視の経営方針
さまざまな地理情報を盛り込んだデジタル地図の作成とシステム開発を手掛けるオーシスマップは、平成13年、農業が基盤の養父市八鹿町に誕生。統廃合で空いた中学校の校舎をオフィスとする一風変わった会社。開業当時、大林社長が働きやすい環境づくりのためにいろいろ企画しましたが、独りよがりの反省となり、結局は、社員らに任せることに・・。
そこで社員らがまず取り組んだのが、週1回のペースで小グループによる「社内満足度向上ミーティング」の定例化。するとすぐに社内改革が動きだし、月1回の「家族の日」の定時退社をはじめ、子育て支援として、社内に子どもの遊び部屋の設置や在宅勤務制度の導入など、働きやすい環境整備が進むにしたがい、社員の仕事への意欲が向上し、新たなアイデアが次々と生まれました。
また、話し合い重視、社内の透明性重視の経営方針のもと、人事評価も小グループの社員同士で行い、賞与の分配や正社員登用も話し合いで決めています。「良い会社にするのは従業員自身。なんでも話せる環境が会社を強くする」経験に裏打ちされた信念は揺るぎません。
ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成24年9月号