事例紹介
山村倉庫株式会社
仕事と家庭の両立支援策を充実
会社情報
【所在地】尼崎市
【代表者】代表取締役社長
内山 修
【事業内容】
貨物自動車運送事業、
自動車運送取扱事業、
倉庫業、物流加工業、
人材派遣業、警備業など
【従業員数】3,313人
仕事と家庭の両立支援策を充実
物流や警備、管財等の事業を取り扱い、全国に拠点を置く山村倉庫。執行役員を務める髙野まゆみさんは、パートタイム従業員からスタート。子育てをしながらキャリアアップを重ね、現在は、雇用形態や性別を問わず誰もが働きやすい職場環境づくりに努めています。
髙野さんは、「当社は、年齢や性別、学歴、国籍、正規・非正規社員を問わず、普段の勤務成果・態度に基づいた人事評価制度を設けており、それが仕事への意欲につながっています。入社当時は幼い子どもを抱え、育児支援制度が整備されていない中、上司の計らいで1時間短縮勤務や周りの従業員による保育園への迎えの代行、子ども同伴の勤務など、職場の人々の理解に助けられ、仕事に打ち込んでこられました」と話します。現在は、育児・介護休業等、仕事と家庭の両立支援策が充実。育児休業の取得に抵抗がある男性に対しても、研修を通して取得を呼びかけています。
さらに、外部研修に参加したことで外の企業を知り、目標となる女性に出会い、意見交換や発言の場を与えられることで、いつしか人前で堂々と話せるようになった髙野さん。先陣をきってキャリアアップを重ねる前向きな姿勢は、後輩女性従業員の目標となっています。
ひょうご男女共同参画ニュース掲載記事より 平成26年10月号